子供たちの学力を調査するテストが全国一斉に行われ、県内の小・中学生が試験に臨みました。

「全国学力・学習状況調査」は児童や生徒の学力や学習状況を把握し、成果や課題を授業の改善に生かすもので、小学6年生と中学3年生を対象に実施されています。

県内は公立の小・中学校あわせて269校8735人が対象となっていましたが、地震の影響で宿毛市内の小学校7校、中学校5校はきょうの調査を延期しました。

高知市の春野東小学校では54人が受験しました。小学生は国語と算数、中学生は国語、数学のそれぞれ2教科で調査が行われます。

2023年度の県内の成績は全国47都道府県の中で、小学校は国語が6位、算数が4位で総合順位は6位でした。

一方、中学校は国語が39位、数学が32位で総合順位は37位でした。

春野東小学校尊田史校長:
「調査からこれまでの5年間の一人一人の学びの成果と課題をしっかりと学校として把握し今後の授業の改善それから一人一人の適切な指導に生かしていきたい」

調査の結果は7月下旬に公表される予定です。

高知さんさんテレビ
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