岸田総理大臣の就任を祝うため、おととし広島市内で開かれたパーティーが政治資金規正法に違反する疑いがあるとして広島県内の市民グループが広島地検に告発状を提出しました。
告発状を提出したのは県内の有権者からなる市民グループです。
告発状では、おととし６月に広島市のホテルで開かれた「岸田総理就任を祝う会」について、総理の後援会が主催する政治資金パーティーだったとしています。
また岸田総理と総理の後援会の代表など４人が収益の一部を裏金にするために主催者を「合同任意団体」と偽って開催し、政治資金規正法の告知義務違反にあたるなどと訴えています。
１８日は県内の有権者２１９人分の告発状を提出しました。
【岸田首相を刑事告発する会・山根 岩男さん】
「いまの政治とカネの問題に、怒りが収まらないという表れかなと思う」
市民グループは今後も賛同者を募り、今月末にも追加の告発状を提出したいとしています。
