沖縄三大大綱引きの一つ、与那原大綱曳の迫力を立体映像で体感できる3Dシアターが導入されました。
与那原大綱曳は440年あまりの歴史を誇る伝統行事で東西合わせて90メートル、重さおよそ5トンの大綱を曳き合います。
▽山城志穂記者:
「この眼鏡をかけることで実際にここで大綱曳が行われているかのような立体感のある映像を360度楽しむことができます」
3Dシアターは与那原大綱曳資料館で今月3日から運用が始まりました。
映像は去年の大綱曳を撮影したもので迫力ある綱の曳き合いをその場で見ているかのような臨場感を味わえます。
また、綱の上に乗る支度の目線など普段は見られない映像も楽しめる内容となっています。
与那原町は地域が誇る伝統を新たなコンテンツとして活用したい考えで多くの人に大綱曳の魅力を発信していきたいとしています。