約50年ぶりに孔子の子孫も訪れました。学問の神様ともいわれる孔子をまつる多久市の多久聖廟で300年以上続く伝統行事、春の釈菜が行われました。

釈菜は儒教の創始者で学問の神ともいわれる孔子と四配と呼ばれる4人の弟子をたたえる伝統行事です。
多久聖廟の創建以来、毎年春と秋に行われていて今年で316年目を迎えました。
式典のあと、多久聖廟前の広場では、地元の生徒たちが、鮮やかな色の衣装を身にまとい釈菜の舞を披露していました。

また今年は79代目の子孫孔垂長さんが訪れ、遠く離れた日本で釈菜が長く続けられていることに感謝を述べました。

【孔子第79代嫡孫 孔垂長さん】
「300年続けることは難しいと思いますが、ここまで続けてきたのはすばらしいと思います」

孔子の子孫が多久市を訪れるのは、先々代以来、47年ぶりだということです。

サガテレビ
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