福山市は、福山城を高級宿泊施設として活用する「城泊事業」について、19日から予約を受付け7月1日から、宿泊者の受け入れを始めることを明らかにしました。

【枝広直幹市長】
「福山に加わった新しい景色を活用して中心部を活性化していく取り組みの中核的な位置づけになる事業」

福山市の枝広市長は18日の会見で19日午前11時から公式WEBサイトと電話で予約の受付を開始し、7月1日から宿泊者の受け入れを始めることを明らかにしました。

福山城泊の宿泊料金は、一泊2人、夕食と朝食がついて132万円からをベースとしオプションによって価格が変動します。

【山北記者】
「あちらの月見櫓で実際に寝泊りすることができ、こちらの御湯殿では当時を再現した蒸し風呂が体験できます」

この他にも福山藩・第7代藩主阿部正弘公が黒船来航のペリー提督をもてなした料理を味わえるなど、「お殿様気分」が体験できるということです。

「城泊」の導入は愛媛県の大洲城や長崎県の平戸城に続き、全国で3例目となります。

テレビ新広島
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