インターネットの地図サービス「グーグルマップ」の口コミに、悪質な内容を投稿されてもグーグルが十分な対応をせず、利益を侵害されたなどとして、医師ら約60人が損害賠償を求める集団訴訟を起こした。
訴えを起こしたのは、グーグルマップに医療機関が掲載された全国の医師ら約60人。
医師らは、病院の口コミ欄に「門前払いされました」、「院長が冷酷」など悪質な投稿を書き込まれたが、グーグルは十分な被害防止や救済措置をとらず、利益を侵害されたなどと主張、あわせて140万円余りの損害賠償を求めている。
グーグルは、「24時間体制で企業プロフィールを保護し、不正なビューを削除しています。個別の案件に関しては、コメントを差し控えさせていただきます」としている。