絶滅危惧種、ホクリクサンショウウオの珍しい白色の卵から生まれた赤ちゃんの展示が魚津水族館で始まりました。
ホクリクサンショウウオは富山県西部と能登半島で生息し、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
自然生物の保全活動に取り組む「いみず水辺の愛好会」が、県内の湿地で通常の黒い卵ではなく白い卵を発見し、今月5日、魚津水族館に持ち込んで孵化したということです。
ホクリクサンショウウオが白い卵から生まれるのは珍しく、魚津水族館での展示も初めてだということです。
*魚津水族館飼育員 齋藤真里さん
「育っていくうえで、通常は、もう少し黒っぽくなっていくが…。白い卵のうから産まれた幼生が、どのように成長していくか見守っていきたい」