17日夜、四国地方で発生した震度6弱の地震で、これまでに9人のけが人が確認されている。
地震から一夜明け、高知県と愛媛県では、建物の瓦が落ちるなど被害があった。
17日午後11時14分ごろ、愛媛県の愛南町と高知県の宿毛市で震度6弱を観測する強い地震があった。
震源の深さは39km、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推定される。
地震から一夜明け、各地の被害状況が見えてきた。
震度5弱を観測した愛媛・大洲市の上空からの映像では、大きな石などが散乱し、道路が寸断されているのが確認できる。
愛媛・宇和島市では、94歳の男性が割れたガラスで手を切るなど、愛媛県で6人、高知県で1人、大分県で2人、あわせて9人のけが人が確認されている。
気象庁は今後1週間程度、震度6弱程度の地震に注意を呼びかけている。