広島地方裁判所の内藤裕之(ないとう ひろゆき)新所長は17日、着任会見で、「スピード感を持って、当事者や社会が納得できる判断をしたい」と抱負を述べました。

新たに広島地裁の所長に着任した内藤 裕之 所長は大阪市出身で裁判官に任官後、主に民事裁判や労働審判を担当してきました。

これまでに、大阪高裁の判事や、宮崎地裁と宮崎家裁の判事を歴任しています。
広島での勤務は24年ぶりだということです。

着任会見で内藤所長は、価値観が多様化する中で、難しい判断が迫られる事件が多くなったとし、スピード感を持って取り組む意欲を示しました。

【広島地方裁判所・内藤 裕之 所長】
「一つ一つ当事者、社会や一般の人が納得できる、説得力のある判断というのを、合理的な時間の中で解決するということを目指していく」

また、裁判手続きのデジタル化についても「風通しの良い職場を目指して、職員同士で意見交換しながら取り組んでいく」としました。

テレビ新広島
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