アメリカ軍は19日、5か月連続となる嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を実施すると明らかにしました。

パラシュート降下訓練は、例外を除き伊江島補助飛行場で行うと日米で合意されていますが、アメリカ軍は伊江島補助飛行場の滑走路の修繕工事を理由に去年12月から先月にかけて4カ月連続で嘉手納基地で実施しました。

さらに19日午後1時半から3時半にかけて5か月連続となる嘉手納基地内での降下訓練を行うと航空情報で発表しました。

再三にわたる中止要請に応じないアメリカ軍に対し、県は今月10日、直接抗議した上で今後、嘉手納基地内で同様の訓練を行わないことや訓練計画の見直しなどを申し入れていました。

嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協は訓練の実施を確認次第対応を検討するとしています。

訓練が常態化される懸念や地元を軽視したアメリカ軍の姿勢に反発が強まるのは必至です。

沖縄テレビ
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