県内に住む当時15歳の少女を北海道まで連れ出し、誘拐した罪などに問われている高校の元用務員の女の初公判が長崎地裁で開かれました。
未成年者誘拐と不同意性交等の罪に問われているのは北海道江別市の無職で元高校用務員の空 さくら 被告（25）です。
空被告は、2023年12月にSNSで知り合った当時15歳の少女が未成年と知りながら、わいせつな行為をしたほか、自宅のある北海道に連れ出して誘拐した罪に問われています。
長崎地裁で開かれた初公判で空被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
空被告は2023年8月に少女と交際をはじめ「”連れて行ってほしい”と言われ強く断ることができなかった」と述べました。
検察側は「少女の精神的未熟さにつけ込んだ悪質な犯行」として懲役4年6カ月を求刑しました。
一方 弁護側は執行猶予付きの判決を求めています。
判決は5月22日に言い渡されます。
