16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発し、前日比63ドル86セント高の3万7798ドル97セントで取引を終えた。
前日までの6営業日で1170ドル近く下落したのを受け、割安感が出た銘柄などが買われた。
また、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが発表した決算が市場予想を上回ったことで大きく上昇し、相場全体を押し上げた。
ただ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を受けて、利下げ開始が遅れるとの観測が高まり、上値は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日続落し、19.77ポイント安の1万5865.25だった。