消費者庁は、機能性表示食品として届けが出されている製品のうち、18の製品で健康被害の報告があったと発表した。
小林製薬の「紅麹」をめぐる問題を受けて緊急点検を行っている消費者庁は、機能性表示食品として届けが出されている6795の製品のうち、11日時点で18製品117件の健康被害の報告が医療従事者からあったことを明らかにした。
消費者庁によると、下痢や湿疹といった軽い症状のものから、入院したという報告もあったとしているが、死亡にいたったケースはなく、「機能性表示食品との因果関係はこれから精査する」という。