アメリカを訪問中の岸田首相は、日本時間の12日、日本とアメリカ、フィリピンの3カ国による初めての首脳会談に臨み、「歴史的な会合になる」として、「協力のさらなる強化を確認し、具体的な方向性を示したい」と述べた。
日米比の史上初の首脳会談は、日本時間の12日早朝にワシントンで開かれた。
岸田首相は冒頭、「バイデン大統領のイニシアティブに感謝する」と述べ、フィリピンのマルコス大統領に対しても「再会できたことを大変嬉しく思っている」と語りかけた。
そして、「世界が複合的な危機に直面する中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化に向けて、同盟国・同士国との重層的な協力が重要だ」と強調。
「インド太平洋地域の平和と繁栄のためにも、日米比協力のさらなる強化を確認し、その具体的な方向性を示したい」と述べた。