小林製薬の“紅麹”をめぐる問題で4月10日、北海道内で健康被害の疑いが新たに11人確認されました。
北海道内で新たに健康被害の疑いが確認されたのは、40代から70代の男女11人です。
このうち札幌市や北海道南部の渡島地方などに住む、男女7人が医療機関を受診しています。
いずれも小林製薬の“紅麹”の成分を含むサプリメントを摂取していて、尿の異常や体の痛み、倦怠感、腎機能の低下などを訴えています。
一方、北海道によりますと、2年以上摂取していた胆振地方の50代女性が、病院を受診後に服用をやめたら、尿の症状が改善したということです。
これで北海道で健康被害の疑いがある人は46人となり、保健所への相談件数は187件に上っています。