雲南市の小学校で巣作りをしている国の特別天然記念物・コウノトリのヒナがふ化したとみられることがわかりました。
ヒナが誕生すれば雲南市内では8年連続です。

コウノトリのヒナがふ化したとみられるのは、雲南市の西小学校の敷地内に設置された人工の巣塔で、4月7日、市の教育委員会が記録している映像に、親鳥がふ化したヒナにエサを与えているとみられる行動が見られ、大田市の三瓶自然館サヒメルのスタッフに確認してもらったところ、ヒナにエサを与える「吐き出し・食べ戻し」で間違いないと回答が得られたということです。
巣の中の様子が見えないため、ふ化したヒナの数は確認できていません。
コウノトリの繁殖は雲南市ではこれで8年連続、ここで巣作りしているオスの「げんきくん」、メスの「ポンスニ」のペアにとっては7年連続の繁殖です。
雲南市では2017年からコウノトリの巣作りが確認され、これまでに27羽が巣立ったということです。
市は、コウノトリを守るため、巣から離れた場所で静かに見守ってほしいと呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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