一戸高校と福岡工業高校が統合した北桜高校が開校し、４月９日に式典が開かれました。
それぞれの学校の良さを受け継ぎ新たな伝統を築いていきます。
９日は学校関係者など約４５０人が出席し、開校式が開かれました。
北桜高校 総合校舎生徒会長 田中大翔さん（３年）
「北桜高校が地域に愛される高校となるよう、手を取り合い新たな道を作っていきたい」
一戸町の一戸高校と二戸市の福岡工業高校は生徒数の減少などにより統合されました。
式には校歌の作詞作曲を担当した二戸市出身のロックバンド「ＳａＴｏＭａｎｓｉｏｎ」の佐藤和夫さんの姿もありました。
ＳａＴｏＭａｎｓｉｏｎ 佐藤和夫さん（２０２３年２月取材時）
「（校歌の作詞作曲は）初挑戦。プレッシャーが無くはないが、かなり光栄なことなので全力でやらせていただきたい」
一戸高校出身の和夫さんは、卒業してからも歌いたくなるような校歌をと作詞作曲に臨みました。
そして迎えた開校の日、式では生徒たちが和夫さんのギターに合わせ校歌「栄光」を歌いました。
生徒たちはこれから専門学科と総合学科に分かれ、別々の校舎を利用し学校生活を送りますが、学校行事や部活動は合同で行います。
３年生（旧一戸高校）
「福岡工業の人たちと一緒にイベントも行うので、それが楽しみ」
３年生（旧福岡工業高校）
「色々変わるところもあるが、統合した学校で（それぞれの）色を出せれば」
ＳａＴｏＭａｎｓｉｏｎ 佐藤和夫さん
「校歌も新しく生まれ変わるべきだなとすごく思っていて、入学したて、すごくフレッシュな気持ちだと思うので、校歌もフレッシュなものであるべきだなと思っている。純粋な気持ちのまま歌い続けて、３年間色んな事を頑張ってほしい」
北桜高校には９日に９７人の新入生も入学し、これから新たな伝統を築いていきます。
