東京の上野動物園で生まれ、2023年に中国に返還されたジャイアントパンダ「シャンシャン」とのオンライン交流会が都内で開かれた。
中国大使館で行われた交流会には、呉江浩大使や上野動物園の福田豊園長らが出席し、中国で活躍するドキュメンタリー監督の竹内亮さんが司会を担当した。
交流会では、シャンシャンが暮らす中国・四川省の保護研究センターとオンラインでつないで、シャンシャンが元気に好物の竹を食べる様子が公開された。
担当する飼育員によると、シャンシャンは人見知りする性格で、新しい環境に適応するのに時間がかかったが、今はよく慣れて元気に暮らしているという。
また、寝ることが大好きで、中国語にも反応するようになったが、相変わらずニンジンが苦手で、小さく切り刻んだり、竹と混ぜたりするなど、どんな手を使っても食べてくれないという。