宮城県気仙沼市では、4つの小学校が2校ずつ統合され、4月8日、それぞれの小学校で統合式が行われました。震災を経て少子化が進み、児童の数が減る中、気仙沼市内の小学校は12校に再編されました。

このうち、唐桑小学校は3月に閉校した中井小学校と統合されました。8日の統合式には在校生や関係者が出席し、新たなスタートを祝いました。

気仙沼市 小山淳教育長
「唐桑小学校と中井小学校を統合し、気仙沼市立唐桑小学校とすることをここに宣言します」

児童代表(中井小出身) 小松陽斗さん(6年)
「3月の閉校式ではちょっと悲しい気持ちで中井小学校とお別れしましたが、また気持ちを新たにして6年生をスタートさせたいと思います」

気仙沼市の唐桑地区では、児童数の減少で、2018年に小原木小学校が唐桑小に統合されていて、今回の統合で唐桑地区の小学校は唐桑小1校になりました。9日に入学する新入生22人を加え、唐桑小の児童数は148人となります。

児童
「中井小学校の友だちと一緒に勉強ができ、胸がわくわくしています」

気仙沼市では、津谷小学校と小泉小学校も今年統合され、小学校は12校に再編されました。

仙台放送
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