4月3日に台湾東部で最大震度6強を観測した地震を受け、岩手県盛岡市の内舘茂市長が深刻な被害を受けた友好都市・花蓮市の市長とオンラインで会談しました。
内舘市長は「義援金を募るなどなんでもする」と支援の意思を伝えました。

内舘市長は5日、台湾・花蓮市内の避難所の小学校を視察に訪れていた魏嘉彦市長にオンラインでお見舞いの言葉を伝えました。

盛岡市 内舘茂市長
「花蓮市民と市長が大丈夫と心配していた」

台湾・花蓮市 魏嘉彦市長
「内舘市長と盛岡市の皆さん、心配してくれてありがとうございます」

3日の台湾東部沖を震源とする地震で花蓮市がある花蓮県では最大震度6強の揺れを観測し斜面の崩落など深刻な被害が起きています。

死亡した人は5日正午時点で12人が確認されています。

これを踏まえ内舘市長は5日、魏市長に友好都市として花蓮市を支援する意思を伝えました。

盛岡市 内舘茂市長
「僕らも義援金をはじめなんでもやるので、まずは体に気を付けて。今は気を張っているだろうから」

台湾・花蓮市 魏嘉彦市長
「内舘市長をはじめ日本の皆さんに心から感謝します」

盛岡市 内舘茂市長
「義援金を集めようとしている。必要があればすぐに対応したい」

市は来週以降庁舎に募金箱を設置するほか、市の職員などに義援金を募る予定です。

岩手めんこいテレビ
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