小林製薬の紅こうじを使ったサプリメントを摂取した人が死亡したり、健康被害を訴えている問題で、新たに県内の60代女性が県に腎機能障害の相談をしていたことが分かりました。県内で紅こうじサプリの健康相談が寄せられたのは3例目になります。

県によりますと、県内に住む60代女性は今年1月ごろから頭痛や体の痛みなど倦怠感を訴え、医療機関を受診したところ、腎機能障害の疑いがあると診断されたということです。

症状は現在も続いていて、女性は通院を続けているということです。

女性は去年4月ごろから今年1月ごろまで小林製薬の紅麹コレステヘルプを摂取していたということです。

今月2日、女性が受診した県内の医療機関から保健所に報告が寄せられ、この問題をめぐる健康被害の相談は県内で3例目となりました。

県は体調不良など症状があった場合は医療機関を受診したり近くの保健所に相談するよう呼びかけています。

鹿児島テレビ
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