「不信感」が広がっているこの話題。自民党の政治資金問題で39人の議員が処分され、福島県内関係でも2人の議員が処分の対象となった。

自民党・茂木敏充幹事長は4月4日の会見で「これだけ多くの処分者が出たと、厳しい処分も含まれているということについては重く受け止めたいと。全体の政治不信を招いてしまった、こういうことについて強い反省が必要だと思っております」と述べた。
自民党は4日政治資金問題で党紀委員会を開き、関わった議員の処分を決めた。対象となったのは、安倍派の幹部に加え、収支報告書の不記載が5年間で500万円以上の議員合わせて39人に上った。

処分の基準や結果について福島県民からは‥‥。
◇「じゃあ1万だったら(処罰なしで)いいのかっていうことはありますよね。関わった人全員に何かあるべきだと思います」
◇「(処分基準が)不透明というか、幕引きを図りたいのかなって感じはしました。根本的になくすには、法律とかの改正も、長い目を見て検討はしていってほしいと」
◇「もうちょっと国民にきちんと納得いくような説明が絶対必要だと思います」

処分は県内関係の議員にも・・・
比例東北ブロック選出の菅家一郎衆議院議員が「党の役職停止(6ヵ月)」処分。
福島5区選出の吉野正芳衆議院議員が「戒告」処分。
そのほか不記載があった県内関係の3人の議員に処分はなかった。

福島テレビ
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