「春の全国交通安全運動」を前に1日、警視庁が電動キックボードや「モペット」の交通違反の取り締まりを行い、交通ルールの徹底を呼びかけた。
東京・世田谷区の国道で交通違反の取り締まりが行われ、警察官が電動キックボードやペダル付き原付バイク「モペット」の利用者にマナーを守るよう呼びかけた。
取り締まりでは、1時間で4人が交通ルールを違反したとして警告カードが渡され、このうち3人が「モペット」を利用していた。
「モペット」は原付バイクと同じ扱いで、免許やヘルメットの着用、ナンバーの装着などが必要だが、電動アシスト自転車と同じ感覚で利用する人があとを絶たず、問題となっている。
警視庁は「モペットは原付バイクと同じスピードが出る乗りものであることを理解し、ルールにのっとって利用してほしい」と呼びかけている。