2024年度からバス運転士などを対象にした労働時間の規制が強化されます。

この影響もあり長崎バスや県営バスなどは新たなダイヤでの運行を始めました。

4月1日に春のダイヤ改正を行った長崎バス。

平日の運行数は3042便から2846便と200便近く減らしました。

土曜日は2258便から2167便に、日曜日は2051便から1898便となります。

バスの利用者
「減便になったのが非常に困ります。今まで30分おきぐらいだったのが今見てみると40分ぐらいになっている。間隔がね」
「しょうがない。そういう流れだから。運転士も大変だもん」

背景にあるのがバス運転士の労働時間の規制強化です。

拘束時間はひと月あたり281時間の上限が新たに設けられ、退社から翌日の出社までの休息時間は9時間以上とこれまでより1時間長くなりました。

長崎バスは慢性的な人員不足も重なり、減便や最終便の繰り上げに踏み切ったと説明しています。

平日の最終便は、溝川発・中央橋行きが午後9時35分から午後8時50分に変更され、最大で45分繰り上げとなるなど、日々の生活への影響が懸念されています。

テレビ長崎
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