道路や橋など生活を支えるインフラの維持管理に貢献したとして、長崎県内から2人が土木学会の表彰を受けました。
2023年度土木学会インフラメンテナンスマイスター賞を受賞したのは、長崎市役所の土木技術者・森尾宣紀さんと、吉川土木コンサルタントの吉川國夫さんです。
吉川さんは、長崎大学が全国に先駆けて取り組んだインフラ維持管理システム「道守」の認定者で道守養成ユニットの会の初代会長を務めました。
森尾さんは長崎市が長崎大学と「公共施設の維持管理に関する覚書」を締結したことなどが評価されました。
コンクリートにも寿命がありますが、自治体のスリム化で土木技術者は減少していて、道路や橋など生活を支えるインフラの維持管理は大きな課題です。
このため、土木学会は2021年度インフラメンテナンス分野の表彰制度を新たに設けました。