韓国・釜山市で24日、路線バスが暴走し、複数の車両と衝突する事故が発生した。
路線バスは、トラックと乗用車を押しつぶし停車。
バスは事故当時ブレーキがきかず、コントロールを失っていたという。
この事故で、10人が重軽傷を負った。

停車中の乗用車も巻き込む

猛スピードで走るバスのドライブレコーダー。

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赤信号だが、止まる気配もなく、タクシーに追突。
押しのけて、そのまま走り続けた。

韓国・釜山市で、路線バスが暴走する事故が発生した。
バスは止まらずに対向車線へ入り、トラックに衝突。さらにブルドーザーのように押し続け、停車中の乗用車も巻き込んだ。

路線バスの車内は、パニック状態。
乗客によると、50代の運転手はこう叫んだという。

「ブレーキがきかない!何かにつかまって!」

バスは、トラックと乗用車を押しつぶし、ようやく停車した。
この事故で、トラックの運転手やバスの乗客など、10人が重軽傷を負った。

2年前導入の韓国製電動バスが事故

バスは、なぜコントロールを失ったのだろうか。

韓国のメディアによると、事故を起こしたのは、2年前に導入された韓国製の電動バス。
警察が、事故のくわしい原因を調べている。
(「イット!」 3月26日放送より)

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