東京・足立区の無人ギョーザ販売店で6日間で8回、合計4万3000円の商品を白髪交じりの男が盗む犯行の瞬間が防犯カメラに収められていた。
警視庁は窃盗事件として調べている。
東京・足立区の無人ギョーザ販売店に現れた白髪交じりの男が…
ギョーザの無人販売店に現れた白髪交じりの男。
商品のギョーザとシューマイを袋の中に入れていく。
するっと代金を入れたふりをして店を出ていった。盗みの瞬間だ。
しかし男の犯行はこれにとどまらず、連日にわたって犯行を繰り返していた。
3月11日午前2時ごろ、東京・足立区にあるギョーザの無人販売店にやってきた男。
店の商品をじっくり品定めしたあと、ギョーザとシューマイを選んで持参した袋に詰め込んだ。
さらに有料のタレも追加して、支払いの合計は4700円。料金箱に代金を入れれば買い物完了。
しかし男は、お金を出すことなく、手を料金箱の上にかざしただけ。
代金を払ったかのように見せかけ、店を出ていった。
6日間で8回 合計4万3000円の商品盗む
犯行はこれにとどまらなかった。
2日後、同じ男が再び来店。男はギョーザとタレを3つ目の袋に目いっぱい詰め込んだ。
代金は約1万4000円。
しかし今度は、料金箱に軽く触れただけ。
またしても大金を支払うことなく出ていった。
そしてこの日は、ギョーザと盗みに味を占めたのか。なんとその6時間後にも店へ。
もはやお金を入れるふりすらしない。
こうして連日にわたって盗みを繰り返し、6日間で8回も犯行を重ねた。
一連の犯行で盗まれたのは、ギョーザやシューマイなど38パック。さらに専用のタレ19本。
被害額は、合計4万3000円ほどにのぼるという。
大阪ふくちぁん餃子 東京綾瀬店のオーナーは「こんなに盗んで冷凍庫に入らないし、すごく不思議。正直言ってすごく怒りを感じましたね」と語った。
警視庁は窃盗事件として調べている。
(「イット!」3月25日放送より)