自衛隊制服組トップの吉田統合幕僚長が14日、入院から公務に復帰して以降、初めて記者会見に臨み、「職務に向かう意欲が湧き出てきているので仕事をしながら完調(完全復調)まで持っていきたい」と語った。
吉田統幕長は年明けから能登半島地震や日米共同演習への対応などが続き、過労のため、2月15日に東京都内の自衛隊中央病院に一時的に入院したが、その後退院し、3月11日に公務に復帰していた。
吉田統幕長は記者会見で元気な姿を見せ「過労により体調を崩し、2週間近く入院していたが今週の初めから全面的に職務復帰した。この間大変ご心配をおかけした」と語った。