沖縄美ら海水族館では、幻の「赤いシチューマチ」が世界で初めて生きた状態で展示されています。

体長およそ30センチ、全身赤色が特徴なのがセダカタカサゴです。

フエダイの仲間ですが、姿や形がシチューマチに似ている事から「アカシチュー」とも呼ばれています。

水族館の飼育担当:
「日本の中ではほとんど漁獲というか捕らえられた例がなくて非常に稀な魚」「もし獲れたら教えてくださいと書いているぐらい今までは数がとれていない魚でした」

セダカタカサゴは、八重山諸島より南で水深60メートル程のやや深い海に生息しています。

美ら海水族館では、漁師の協力のもと西表島周辺の海域で今年1月に10匹を採取し、世界で初めて生きたままの展示に成功しました。

水族館では今後、飼育を通して生態を解明していきたいとしています。

沖縄テレビ
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