ホストクラブへの支払いが困難になった女性を風俗店に紹介した疑いで、ホストの男が逮捕された。

職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市旭区に住むホストクラブの従業員、岡本元容疑者(24)だ。

■ホストクラブへの「ツケ払い」の返済で困った女性に「デリヘル」の仕事を紹介か

岡本容疑者は2023年11月、ホストクラブへの支払いが困難になった24歳の女性を、大阪市天王寺区に事務所があるデリバリーヘルス店に紹介した疑いが持たれている。

警察によると女性が別のホストクラブでの”売掛金”の返済で困っていたところ、友人から「親切なホストがいる」などと言われ、岡本容疑者を紹介された。岡本容疑者はその後、女性の売掛金を肩代わりした後、「店に来い」などと言い、自身が働くホストクラブに客として来させていたということだ。岡本容疑者は女性がデリバリーヘルスで稼いだ金を受け取っていたとみられている。最終的に女性の売掛金は13万円ほど残っていたということだ。

■「売掛金」=「ツケ払い」

売掛金とは、いわゆる「ツケ払い」のことで、後で金を払う約束をして、サービスなどを受ける権利のことを指す。このケースでは、女性がホストクラブに「ツケ払い」でサービスを受けていたことになる。

■「違法なパパ活を辞めさせてあげるためだった」などと容疑を一部否認

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調べに対し、岡本容疑者は、「女性が違法なパパ活をしており、それを辞めさせてあげるため女性と相談した結果、性風俗の仕事を紹介してほしいと言ったので、知り合いの男性に『性風俗の仕事を紹介してあげてほしい』と伝えました」などと容疑を一部否認している。

関西テレビ
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