トリミング中にしたケガが原因で愛犬が死んだとして、飼い主が元トリマーを訴えた裁判で、大阪高等裁判所は飼い主の控訴を棄却した。

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兵庫県に住む男性の愛犬「ティファニーちゃん」は、4年前、宝塚市のペットサロンでトリミング中にハサミで喉を刺され、10日後に命を落とした。

飼い主の男性と家族は元トリマーの男性に対し民事訴訟を起こし、2023年9月、大阪地裁は元トリマーに対し、39万6000円の損害賠償を支払うよう命じた。

飼い主側は「家族同然の命であることを軽視している」と控訴していたが、1月25日の判決で、大阪高裁は控訴を棄却した。

飼い主の男性は関西テレビの取材に対し、 「ペットは家族ということに対して議論もしないような判決文でどうなのか」と話した。

一方、元トリマー側は「不服はなく、上告するつもりはない」としている。

関西テレビ
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