弾道ミサイル攻撃に備え、東京都が都営地下鉄・麻布十番駅の構内に住民らが避難・滞在できる「地下シェルター」を整備することがわかった。
関係者によると、都は、弾道ミサイル攻撃から都民の生命と財産を守るため、麻布十番駅に併設された防災備蓄倉庫を活用し「地下シェルター」を整備するという。
また、滞在が長期化した場合に備え、換気設備や水、非常用電源などのほか、食料の備蓄についても検討し、設置についての技術的調査を進める考えだ。
都は、これまでに駅などの公共施設およそ4200か所を「緊急一時避難施設」に指定し、2024年1月も都営地下鉄・東中野駅で避難訓練を行っている。