三井住友フィナンシャルグループは30日、11月25日に亡くなった太田純前社長の後任に、中島達副社長が12月1日付けで社長に昇格する人事を発表した。
新社長に就任する中島副社長は会見で、「太田前社長の逝去という突然の悲劇を受けて明日から社長としての執行を任されるという想像だにしなかった事態にただただ驚くと同時に、明日から自分が担う責任の重さに身が引き締まる思い」と述べた。
中島副社長は1986年に東京大学工学部を卒業し、当時の住友銀行に入行した。
旧住友銀行と旧さくら銀行の統合や、旧プロミスの買収などに携わった。
三井住友フィナンシャルグループでは初めての理系出身の社長となる。