12月から適用する住宅ローンの固定金利が30日、発表され、大手3行のうち、三菱UFJ銀行が引き上げる一方、ほかの2行は引き下げ、対応が分かれた。
10年固定型の最も優遇されるタイプで、三菱UFJ銀行が前の月より0.08%引き上げ、1.12%とした。
一方、三井住友銀行は、0.10%引き下げ1.19%に、みずほ銀行は0.15%引き下げ1.40%にする。
引き下げは5カ月ぶり。
11月に入り、アメリカの長期金利が低下したことを受け、日本の長期金利も低下したことを反映したもの。
一方、住宅ローン利用者の7割以上が利用しているとされる変動金利は、3行とも据え置いた。