29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に続伸した。
この日は、全米12地区の連邦準備銀行による景況報告で、物価の上昇幅が「おおむね縮小した」と指摘されたことが公表された。
これを受けて、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが停止するとの見方が強まり、買い注文が増えた。
結局、ダウ平均は、前日比13ドル44セント高の3万5430ドル42セントで取引を終えた。
一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、前日比23.27ポイント安の1万4258.49だった。