鹿児島県の屋久島沖にアメリカ軍所属の輸送機オスプレイが墜落したことを受け、共産党の小池書記局長は29日、オスプレイの全面的な運用停止を求めた。
小池氏は、記者団に、米軍に加え、自衛隊が運用しているオスプレイも含めて「運用全面停止をして、原因の究明に全力をあげるべきだ」と述べた。
また、日本政府に対し、「米国政府に対して運用停止を強く求めるべきだ」と述べ、「私たちはオスプレイの撤去が必要だと思っている」と主張した。
アメリカ空軍のオスプレイは横田基地所属だが、小池氏は、「横田基地の周辺でこういう事故が起きれば大惨事になりかねない」と懸念を示し、12月3日に佐賀県の陸自・目達原駐屯地で一般公開予定のオスプレイのデモフライトについても中止すべきだとした。