山梨県の山林で、18歳の女性の遺体が遺棄された事件で、女性の交際相手の男が使っていた車から女性の血痕が見つかっていたことがわかった。警視庁は、この男が事件に関与した可能性があるとみて調べている。
この記事の画像(6枚)逮捕から一夜明けたが、女性の遺体の一部や携帯電話は見つかっていないということで、現場では引き続き捜査員による現場検証が続いている。
千葉県に住む会社員の堀俊哉(ほり・としや)容疑者(30)は、2023年6月、東京・江戸川区に住む会社員の野本結梨香(のもと・ゆりか)さん(18)の遺体を、山梨県の山林に遺棄した疑いで、28日に逮捕された。
捜査関係者によると、2023年7月、江戸川区内で乗り捨てられていた車の後部座席から、野本さんの血痕が見つかったという。
その後の調べで、この車は野本さんの交際相手の31歳の男が、中古車販売店から借りていた「代車」で、返却せずに乗り続けた横領の疑いで、この男が11月逮捕されている。
更に男は、堀容疑者と知人関係で、警視庁はこの男が事件に関与した可能性があるとみて、捜査を進めている。
(「Live News days」11月29日放送より)