メキシコ南部の観光地アカプルコを大型ハリケーンが直撃し、少なくとも27人が死亡した。
現地当局やメディアによると、25日に大型ハリケーン「オーティス」がメキシコ南部ゲレロ州の観光地アカプルコを直撃し、少なくとも27人が死亡した。
ハリケーンは当時、5段階で最強の「カテゴリー5」の勢力で上陸し、最大風速は時速265キロに達していたという。
アカプルコは、ビーチ沿いのリゾート観光地として人気が高く、ホテルの建物の8割が被害を受けた他、州の全域で50万戸以上の建物が停電した。
当初はここまでの勢力になることは予想されておらず、温度の高い海水の影響などで、熱帯低気圧が12時間ほどで急速に最強のカテゴリー5の勢力に強まり、甚大な被害をもたらしたということだ。