NITE(製品評価技術基盤機構)によると、石油ストーブや石油ファンヒーターの事故は、2022年度までの5年間で269件、うち死亡事故は47件にのぼるという。
誤ってガソリンを給油するなどの誤使用や、給油口のふたの閉め方が不十分で灯油がこぼれ、引火するなどの不注意による事故が最も多いとしている。
また、年代別に見ると、70歳以上の高齢者による事故が131件となり、年齢があがると事故件数も急増する傾向が見られるという。
石油ストーブなどの事故は毎年、寒くなり始める11月頃から多く発生していて、NITEは、使用前に機器をチェックした上で、使用上の注意を守るよう呼びかけている。
(フジテレビ経済部)