23日、ブラジルのリオデジャネイロの路上で大規模な火災が起こり、少なくともバス35台、列車1両が焼けた。

火災は同時多発的に発生しており、警察が麻薬組織との関係が疑われていた、民兵組織幹部の親族を殺害したことに対する報復だという。

同時多発的に火災が発生

真っ赤な炎と、真っ黒い煙が道路上で上がっている。

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燃えているのは、バスだ。23日、ブラジルのリオデジャネイロの路上で、火の手が上がった。

真ん中の車線をはさむ形で、2台のバスが激しく燃えている。乗用車が炎上するバスをかすめるように通ったり、中央突破をしたりするバスまでいた。

火災は、同時多発的に発生した。

この火災で少なくともバス35台、列車1両が焼けた。

民兵組織の“報復”が原因

なぜ、同じタイミングで、これだけの火災が起きたのだろうか。

州知事によれば、報復のためだということだ。

この日、警察は、麻薬組織との関係が疑われていた民兵組織幹部の親族を殺害した。その報復として、民兵組織が次々と放火したという。

警察はこれまでに、12人を逮捕した。けが人の情報は、伝えられていない。
(「イット!」 10月25日放送より)

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