アメリカ・カリフォルニア州当局は、サンフランシスコで無人の自動運転タクシーを運営している企業一社に対し、安全が確保されていないなどとして、運行許可を停止した。
カリフォルニア州の当局は24日、サンフランシスコで完全自動運転のタクシーを運行するゼネラル・モーターズの傘下企業「GMクルーズ」について、運転手なしで運行する許可を停止したと発表した。
10月2日に、車にはねられて道路に投げ出された女性をひく事故を起こしたことなどが要因とみられ、カリフォルニア州当局は、自動運転技術の安全性に関する情報が不正確などと指摘している。一方、必要な条件を満たせば、再び運行を認めるとした。
ゼネラル・モーターズとGMクルーズは、ホンダと合弁会社を設立し、2026年から東京都で無人のタクシーサービスを始めると発表している。