中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領の首脳会談が、18日午後、北京で行われ、習主席がロシアとの緊密な関係をアピールする一方、プーチン氏も中国との協力を強調した。

プーチン大統領は、中国が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」の国際会議に出席するため、ウクライナ侵攻後、初めて中国を訪問している。

会談の冒頭、習主席は、プーチン氏の中国訪問を歓迎したうえで、「中国はロシアとともに大国の責任を果たし、世界の発展に貢献していく」と語った。

これに対し、プーチン氏は「現在の困難な状況で、両国の緊密な協力が必要だ」などと応じた。

会談の詳細はまだ明らかになっていないが、イスラエル情勢やウクライナ侵攻について、それぞれどのような立場を示すのか、注目される。