皇室の重要な事柄を審議する「皇室会議」の「皇族議員」を決める選挙が皇居で行われ、秋篠宮さまと常陸宮妃華子さまが選ばれた。
選挙では、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが初めて立会人を務められた。
選挙は午前10時から宮殿で行われ、皇后さまや長女の愛子さま、秋篠宮ご夫妻や次女の佳子さまなど、皇族方が出席された。
「皇室会議」は、男性皇族の結婚などの際に開かれるもので、議員は総理大臣や衆参両院議長など10人が務め、このうち2人の「皇族議員」を、天皇陛下や上皇さまを除く成年皇族が互いに投票をして選ぶ。
任期は4年で、非公開の投票の結果、秋篠宮さまと華子さまが引き続き皇族議員に選ばれ、上皇后美智子さまと秋篠宮妃紀子さまが予備議員に選ばれた。
初めて選挙に参加した愛子さまは「立会人」も務められた。