全国各地で住宅街で落雷が発生し、被害が相次いでいる。

石川県や富山県では、“落雷火災”が発生。

住人は玄関の壁を触ると熱くなっており、火災に気付いたという。

さらに北海道では、雷が電柱を直撃し、一時1万戸あまりが停電した。

落雷による被害が全国で相次ぐ

ゴロゴロという音が空に響く。

クモの巣状の雷
クモの巣状の雷
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26日、大阪府池田市で、クモの巣状の雷が発生。

撮影者の目の前で落雷が発生し、火花が散る
撮影者の目の前で落雷が発生し、火花が散る

愛知県豊田市では、撮影者の目の前に雷が落ち、火花が散った。

予測不能な雷の動き。

週末、全国各地で住宅街を雷が直撃した。

27日、石川県宝達志水町では、住宅の屋根から炎が噴き出した。

火元は天井裏だ。火災の原因は、雷と判明した。

26日、富山市でも、落雷によるとみられる火災が発生。

家の中にいた住人は、自分の家に雷が落ちたとは思っていなかったという。

“落雷火災”にあった住人は、気付いたきっかけについて、「パチパチという音がした。玄関に来ると、壁が膨らんでいた。触ると熱いので、燃えていると…」と話した。

雷で電線を支える器具が壊れる

27日、北海道札幌市では、雷による停電が発生した。

雷が電柱を直撃したのか、雷の影響で電線を支える器具が壊れ、破片が散乱していた。

この日、北海道内では、一時1万戸あまりが停電した。

不安定な天気は、30日も続く見込みだ。

(「イット!」 8月29日放送より)

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