岸田首相は10日、視察先の富山県で記者団の取材に応じ、中国から日本への団体旅行の解禁について、「中国からのインバウンドの回復が今後さらに進むことをを期待している」と述べた。
また、今年6月の中国からの訪日客が21万人と、コロナ禍前と比べて24%の回復にとどまっていることを指摘した上で、「2025年に向けて、訪日客をコロナ前の水準まで回復する、さらには外国人旅行消費額5兆円の早期達成などの目標を掲げている」と言及。
中国からの訪日客増加に期待しつつ、「観光の持続可能な形での復活を目指して行きたい」と強調した。