スマホ決済大手PayPayは20日、国内で初めてとなる、オフラインでも決済できる機能を提供すると発表した。
スマートフォンの電波が圏外でも、店舗のレジが機能していれば決済が可能となる。通信が復帰した際に、アプリに決済情報や残高情報が反映される仕組みだ。
地下や人混みなど、通信環境が不安定な場所でも日常的に使えるようになるほか、通信障害や災害など、非常時での活用も想定している。
ユーザーが5800万人を超えるPayPayは「最大のライバルは現金」としていて、今回の新機能の追加を通じて、現金に代わるインフラとしての社会的な責任を果たしていきたいとしている。