アメリカの規制当局は、ネット通販大手アマゾンが有料サービスの「アマゾンプライム」に顧客の同意なく登録させているなどとして、裁判所に提訴しました。
21日、FTC=アメリカ連邦取引委員会は、アマゾンに対して電子商取引での消費者保護を目的とした法律に違反したなどとして、ワシントン州の裁判所に提訴したと発表しました。
FTCは、アマゾンのネット通販は有料のプライムサービスに加入せず購入するボタンが見つけにくくなっていて、解約も複数のステップが必要で複雑にしていたなどと指摘しました。
一方で、アマゾンは「FTCの主張は事実と法律に基づいて誤っている。サービスへの加入も解約も明確で簡単に行えるように設計している」と反論しています。