午後2時42分ごろ、石川県能登地方で強い地震があり、珠洲市で震度6強が、能登町で震度5強が観測された。

今回の地震について、気象庁が、午後4時40分から記者会見を行い、揺れの強かった地域では、今後1週間程度は、同じ規模の地震が発生する恐れがあるとして注意を呼びかけた。特に、この2~3日の間は、注意が必要とのこと。

気象庁によると、この地域では、2年以上、地震活動が続いていて、当面、継続すると考えられるという。今回は、一連の地震活動の中で、規模・震度ともに最大の地震となるとのこと。

気象庁では、家の倒壊や土砂災害の危険があり、今後の地震や雨に十分注意するとともに、危険な場所に入らないよう呼びかけている。

また「ゴールデンウィーク中のため、不慣れな場所にいる人も多いため、改めて、周囲に危険な場所がないか確認して欲しい」としている。

気象庁によると、午後4時現在で、震度1以上の地震を合わせて13回観測しているという(震度6強:1回、震度4:1回、震度3:1回、震度2:4回、震度1:6回。この震度6強は午後2時42分に観測された地震)。