総人口や出生率を試算する「将来推計人口」が公表され、50年後の日本の総人口は現在の7割に減少し8700万人になる見通しであることが分かりました。
国立社会保障・人口問題研究所が5年に一度公表する「将来推計人口」によりますと、日本の総人口は2056年に1億人を下回り、2070年には現在の7割ほどの8700万人に減少すると発表しました。
前回の推計と比べ、長期の出生率の見通しは低下したものの外国人の入国者が増加する見込みで、人口減少の進行がわずかに緩和され1億人を下回る時期は、前回より3年伸びました。
また、2070年には平均寿命が男性は85.89歳に女性は91.94歳に伸び、高齢者の人口は38.7%を上昇するということです。