新型コロナ感染拡大の中、SNSなどで根拠のない情報が出回る

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、SNSなどで根拠のない情報が出回り、困惑が広がっている。

LINEなどで実際に出回っている情報を見てみると「医療機関に勤めている方から情報が入った」などとしたうえで「新型コロナウイルスは非常に熱に弱いことがわかった」「26度~27度の温度で死滅するためにより多くのお湯を飲んでください」などと呼びかける内容だ。

こうした話に本当に根拠や効果があるのか。ナビタスクリニック・久住英二理事長によると「人間の内臓の温度は38℃くらいあるので26℃から27℃で死滅するならそもそも感染しない」という。ただし、水分補給は、ウイルスから体を守る粘膜の機能を正常に保つ効果があるという。

他にも「新型コロナウイルスの予防にビタミンDが効く」という話も出回っているが、これについて、久住理事長は「ビタミンDを補給することで感染症を予防できるという科学的根拠はない」と話す。

さらに韓国でも不確かな情報の拡散がおきている。それは「使用済みマスクを30秒程度電子レンジにかければ再利用できる」というものだが、これについて久住理事長は「高温になれば表面につくウイルスは死ぬと思うが、鼻部分の針金からは火花が出たり、ゴムが溶けたりするのでそのマスクは使えなくなるだろう」と話す。

このほかにも国内で新型コロナウイルスを題材にし不正なURLへ誘導する攻撃メールも確認されていて厚労省が注意を呼びかけている。

(「Live News days」2月27日放送分より)